グレッグ・イーブス作 クリベッジカヌーセット

ハワイの木工職人グレッグ・イーブスは、杢目の美しいカーリーコア材を用いて、美しいハワイアンカヌーのスケールモデルを製作しています。ペグにはコアメープル材のパドルを使用した、革新的なクリベッジカヌーセットも製作しました。グレッグのクリベッジカヌーにはそれぞれシリアルナンバーが付けられ、証明書が付属しています。

グレッグ・イーブスは、ハワイの代々続くカマアイナ職人の家系に生まれました。グレッグの曽祖父であるクリスチャン・ガーツ・ジュニアは、1853年、15歳でハワイに移住し、当時ホノルルで最も優れた家具職人の一人であったウィルヘルム・フィッシャーに師事しました。1873年の万国博覧会にフィッシャーが出品した3点のうち2点をガーツ氏が製作しました。フィッシャーは後にフィッシャーの引退後にフィッシャー社を買収しました。その後、ガーツ氏は1882年にカラカウア王のために完成したイオラニ宮殿の壮大なコアとカマニの木製階段の製作を依頼されました。ガーツ氏は現在、「ハワイの家具とハワイの家具職人」という書籍で大きく取り上げられています。息子のジョージ・ガーツは、20世紀初頭にホノルルで尊敬を集めるボート職人として伝統を継承しました。グレッグの父、ブラッド・イーブスは祖父の道具を受け継ぎ（その一部は今でも使われている）、家業の伝統を続けています。

グレッグ・イーブスはオアフ島で生まれ、ハワイ島で育ち、そこで父から木工技術を学びました。過去20年間、グレッグは技術を磨き、今では代々続く名匠の家系の4代目となりました。彼が作るコア材製品は、テレビや新聞、雑誌で紹介されています。

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